セルフコントロール

人生を豊かにするために

台詞の表現

私は20年以上アマチュアのオリジナルミュージカルに関わっています。

台詞の表現のうまい、下手と分けるとしたら皆さんはどう区別しているのでしょうか?

 

台詞の表現にも映像と舞台で変わると思いますが、相手(お客様)に思いが伝わらないとダメですよね。

活舌は、もちろん出来てないといけないし、意識してしゃべるので呼吸も大事。

そして相手もいるのでコミュニケーションも大事になってくる。

お客さんは役者の服装、見た目で半分以上その役が喋っていると情報を認識してしまうと思います。

なので台詞の表現がもっとも大事になると思います。

台詞(言葉)の表現をどうすればいいのか、今の私の解釈だといかに言葉の意味や重みや情景が重なり合って立体になって体から通って口から出るかだと思います。

あと大事なのが自分の経験の感情と役の感情が重なり合わなくてはリアルさは出てこないということ。

しかし、ほんとうにそれでいいのか?という葛藤がついてまわる。

自分の感情の生理や衝動も大事にしないと自分の色が出てこない。

 

蜷川幸雄さんの言葉で「もっと自分を疑え」

この言葉はNHKのプロフェッショナル仕事の流儀で宮沢りえさんが言っていました。

一つ一つの言葉を大事に理解し演技し続けたいですね。